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石狩川維持工事の内 越後村樋門ゲート改良外工事

土木事業

2022.03.17

進捗報告【最終回】

こちら越後村です。

前回の更新から1ヵ月が経ちました。

前回は樋門築造の様子をお届けしましたが、やっと樋門が完成しました。

仮囲い撤去後の姿がコチラです。


樋門完成


樋門完成

12月に仮囲いを設置し築造を開始して2月中旬に完成しました。

ここまで出来るまで長かったです。毎日のように雪に悩まされました。

周辺にまだ雪が見えていますが、仮囲い撤去後に埋戻しが出来るように周辺を除雪するだけで4日間ほどかかりました。

完成した樋門を雪が混入しないように埋め戻していきます。


埋戻し


法面整形

埋戻しと盛土法面整形が終わったら護岸ブロックを設置していきます。

まずは水に浸食されないように遮水シート、吸出し防止シートを設置します。


遮水シート

遮水シートの端っこは水が浸入しないように小口止ブロックに接着剤で貼り付けます。


接着剤塗布

シートを敷き終わったら、ブロックを設置します。


ブロック設置

【渋川工区】の護岸ブロックは連結線方式だったのに対して、【越後村工区 】のブロックはシャックル連結方式になっていますので、設置したあとにシャックルで連結していきます。


シャックル連結

こんな感じで連結します。


シャックル

中途半端な寸法でブロックが入りきらない所はあとでコンクリートを打設しますが、ブロック同士はシャックルをたくさんつないで連結します。


たくさん連結

完成したブロックがコチラです。


ブロック完成

着工前と比べると違いが一目瞭然ですね。


旧樋門

別工事ではありますが、ゲートも完了しました。


ゲート

今回のゲートはオートゲートなので、増水時に操作をする必要がありません。

水の動きに合わせて自動で開閉するのですが、定期的にメンテナンスを行ったり、ゲート周辺のゴミ清掃などが必要になるためゲートの操作室も新しくしています。


旧操作室

このように旧操作室は河川敷内にあったのに対し、新操作室は操作員がなるべく河川に近づかずに安全に操作が出来るように築堤の上にあります。


新操作室

これで今回工事の全ての作業が終了しました。

今回の改良工事で越後樋門は一部、新しくなりこれからも活躍してもらいます。

工事に係った関係者の方々、ホームページを見て下さった皆さん、ありがとうございました!

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