丸彦渡辺建設株式会社 maruhikowatanabe

TOPICS現場新着情報

TOP > 現場新着情報 > 防災・安全交付金事業 烏帽子橋耐震補強ほか工事 > 工事進捗情報 vol.11

防災・安全交付金事業 烏帽子橋耐震補強ほか工事

土木事業

2020.04.20

工事進捗情報 vol.11

 みなさん、お久しぶりでーすヽ(^0^)ノ♪

 Let’s  I ざきが、11回目の作業報告をしまーす!!

 やっと4月に入って、僕のキライな冬とは、おさらばだっ!とか考えていたん

ですけど…寒いし…4月に入ってからも雪は降るし…僕のスキな春って感じがま

ったくしません…(´゚ω゚`) 💦 春は、どこに行ったの??って感じです…。

 でも、竣工まであと少しなんで頑張って耐えます…。

 それでは、11回目の作業報告でーす!!  前の回の記事でご紹介した『埋め戻

し作業』の後は、『グラウンドアンカー及び腹起し設置作業』を行いました。

 

 グラウンドアンカーとは、土留め工法の1つで、土砂崩れ等を起こさないよう

に山の斜面を支える工法です。ちなみに、原理としては、引っ張って伸ばされた

PC鋼材が元に戻ろうとする力(縮もうとする力)を利用し、圧縮力(斜面を押さえ付

ける力)を与えると言う事になります(*^▽^)/♪

 

 まず初めに、アンカーを取り付ける位置に、ボーリングマシンで削孔していき

ます。

使用機械 ボーリングマシン

 所定の深さまで削孔する事が出来たら、事前に、組み立てておいたアンカーテ

ンドンを挿入し、セメントミルクを孔内へ注入します。

 すべてのアンカーがセットされたら、セメントミルクの硬化を待っている間

に、アンカーの力をバランス良く全体に伝える為腹起しをクレーン作業にて設

置していきます。

 

使用材料 アンカーテンドン

アンカー施工状況

アンカー用腹起し設置状況

 

 次に、注入したセメントミルクが所定の強度に達したことを確認後、アンカー

を油圧ジャッキで引っ張り(緊張作業)設置されたアンカーが抜けてきたり、伸び

ぎてたりしないかを確認する試験を行います。

 試験合格後、引っ張った状態が維持されるように固定して、グラウンドアンカ

ー及び腹起し取付作業は、完了です٩(๑❛ワ❛๑)و

 

緊張試験実施状況

腹起し・アンカー設置完了

 グラウンドアンカー設置作業の次は、『擁壁築造作業』に入ります。

 アンカー施工用の足場を解体し、地表の表面の凹凸を無くす為の均しコンクリ

ートを打設して、今度は擁壁施工用の足場を組み立てていきます。

均しコンクリート打設業況

擁壁施工用 足場組立完了

 今回、造る擁壁はの形状は、下のイメージ図のような、コの字型』延長約

30m、高さ6.5mの躯体です \(^^)/♪ (イメージ出来ましたか?)

擁壁イメージ図

 擁壁が出来るまでの流れとしては、今まで僕が紹介してきた 工事新着情報

vo.8・vo.9 に書いてある作業と同様の手順で、『鉄筋組立作業』→『型枠組立

作業』→『コクリート打設作業』と進んでいきます。

鉄筋組立完了①

鉄筋組立完了②

型枠組立完了①

型枠組立完了②

 擁壁を造るにあたって、必要なコンクリートの量は、約193m3 ミキサー

車 49台分です。 なので、2回に分けて打設しました!!

コンクリート打設状況①

コンクリート打設状況②

コンクリート天端仕上げ状況

 僕が冒頭で言った通り、北海道の3月・4月は、まだまだ寒いし何なら雪なんて

降ってしまうので、打設後は、コンクリートが凍れないように、しっかりと暖房

で給熱しながら養生期間を取ります。そして、最後に型枠解体・足場解作業

い……ついに!!  完成した躯体が見えてきましたー\(^^)/♪

擁壁完成

 今回の作業報告は、以上となります\(^^)/♪

 次回は、いよいよ 最終回 ( ゚Д゚)!!  橋脚P-2周りの法覆護岸工に伴うブロック

敷設作及び完成まで一気に報告する予定です。

 以上、Let’s I  ざきでした~!!

この現場情報へ戻る