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琴似駅エレベータ設置土木工事
土木事業
2018.08.07
工事進捗情報 vol.4
みなさん、こんにちは。今回は「躯体築造工事・後篇」をお送りします。前々回
に報告した、排水ピット部分と同様にエレベーター(EV)通路底版部を打設し
た後から、お送りします。
まず、EV通路天井部分のコンクリートが固まるまで、生コンが崩れて落ちてこ
ないように支える骨組みとなる『支保工』を組み、その最上段に天井底部分の型
枠を取付けます。
次に、壁部分の作業を行います。前々回と同様、「外側型枠組立」→「亜鉛鉄板
取付」→「防水シート貼付」→「鉄筋組立」→「内側型枠組立」→「生コン打
設」の手順となります。
打設前の支保工内は、こんな感じになっています。型枠が生コンクリートの圧力
に負けないよう、鉄パイプやチェーンで押さえたり引っ張ったりしています。
続いて打設状況です。
打設が完了して養生後、天井外側の躯体に防水シートを貼り、その防水シートが
傷つかないようにするための保護モルタルを打設します。
これで、EV通路部の躯体が完成しました。ここからは、エレベーターが上下し
て、地上と地下を結ぶ通り道となるEVシャフト部の躯体築造に入ります。基本
的には、これまでと同様「外枠組立」→「亜鉛鉄板貼付け」→「防水シート貼付
け」→「鉄筋組立」→「内枠組立」→「コンクリート打設」となります。
養生期間を取って、最後の一面に防水シートを貼り付けて、完成となります。
これで、地下部分の躯体築造が完了しました。このあと、EV通路天井のコンク
リートの強度が充分に発現したら、中の支保工を解体して搬出します。搬出後の
中の様子はこんな感じになってます。
この後、躯体の外周部分を埋め戻して、地上での作業に戻ります。地上での作業
の様子は、次回の更新で報告します。
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