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施設整備事業の内導水施設 国庫補助事業 豊平川水道水源水質保全放水口新設工事
土木事業
2020.03.23
工事進捗報告 vol.5
皆さん、こんにちは~♪
丸彦土木の 成長株 U太 が報告する工事進捗報告5回目の更新です。
さて、今回紹介する作業は僕たちが今、布設している管の中を通ってくる水を川へ流し戻す部
分になる 『吐口工(ハケグチコウ)に伴う作業ヤード造成作業と掘削作業』についてです。
下の写真は、吐口の施工を行う前の写真です。この崖面を削って、吐口(ハケグチ)となる躯体
(青色で囲まれた範囲) を作っていきます。
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まず初めに、支障となるフェンスや樹木を撤去し、作業ヤードを造成していきます。
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作業ヤードが完成したのでいよいよ、吐口部の掘削開始といきたいところですが…こんな急な
斜面を上からだけで掘削なんて…できません…。
なので、今回は、上からと下から両側から掘削していきます。
でも…どうやってバックホウは下まで降りるの?? と考えませんか?
そこで、ひとつ前の工程で作った作業ヤードの広いスペースが必要になってきます!!
ここに、大きなクレーンをセットして、バックホウを降ろします。
あ
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そして、今回の施工のポイントはここです!! 今話題の ICT施工 を行いました!!
まず、どこがすごくて、ポイントなのかと言うと…掘削する上でどうしても必要な丁張が、
必要なくなります。また、丁張を掛ける手間が省けるだけではなく、斜面で危ない思いをしなが
ら丁張を掛ける必要がなくなるので 安全 です!!
具体的には、事前に3Dスキャナーやドローンを使用して空中写真測量を行い、取得した3次元
地形データと掘削ラインを描いた3次元設計データを合体させたデータを元に施工を行います。
掘削する深さや位置は、バックホウの中についている下の写真で言うと青いモニターがオペさ
んに随時教えてくれますー!! そして、掘り過ぎたり、範囲外を掘ろうとすると機械が自動的に
ストップしてくれるという優れものです‼ どうですか?? すごい技術ですよね ♪
あ
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下側の掘削で出た掘削土は、容器に入れてクレーンで地道に上へ揚げて搬出します。
あ
あ
あ
あ
掘削が完了しましたー‼
あ
あ
掘削完了後は、法面から落石防止の為、ラス網を張ります。
というわけで今回の工事進捗報告は、以上となります。
なかなか、スリリングな作業箇所ですが安全に作業を進めます!!
次回は、吐口工(ハケグチコウ)に伴う足場・鉄筋・型枠組立作業、コンクリート打設についてお送
りする予定です!!
以上、現場から U太 がお送りしました ✌
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