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国庫補助事業 美園横断歩道橋補修工事

土木事業

2024.07.20

工事進捗報告 Vol.3

みなさんお久しぶりです! Stessy🎱です。

今年の夏もかなり暑く🌞、毎日だくになっちゃいますね💦

みなさん!水分塩分補給をしっかりして暑さに負けず一緒に頑張りましょう!!

それでは、早速本題に行きます!

今回報告する作業は高欄補修作業についてです!!

高欄補修作業は、今使っている高欄の中から著しく損傷している部分鋼材が膨れて変形している部分切断し、新しい鋼材溶接して補修する流れとなります!

損傷部分は、経年劣化や雨水により鋼材が腐食し錆びることが原因で穴が開いてしまっている部分になります。

膨張変形部分は、腐食した箇所から雨水が高欄内部に入りこみ、内部に留まった雨水が冬期に凍ることで体積が増加し、周囲の鋼材を変形させてしまった部分になります。

☟実際の損傷☟

☟実際の膨れ☟

チョークでマーキングした部分を補修していきます!

補修箇所を調べたところ、月寒側と平岸側合わせて57箇所もありました!!

これらの補修箇所は全て切断し、新しい鋼材を溶接していきます。

また、高欄には錆穴もあり、こちらは金属パテで補修していきます。

☟錆穴箇所☟

まず初めに溶接について説明します!!

☟切断状況☟

ディスクグラインダー(左図)やセーバーソー(右図)を使用して鋼材を切断していきます。

切断作業は火花が舞うため、不燃シートを敷いたり、足場内を防炎シートで養生して火災が起きないよう対策を行っています!

さらに、消火用水・消火器を現場に設置し、火災が発生した際に素早く消火活動が出来るようにしておきます。

また、保護メガネ・粉塵マスクの着用をして安全に作業を行っています!!

切断後は表面を磨いて、平坦にしていきます!これは、溶接をしやすくするためです!!

☟表面研磨後☟

切断・研磨作業の完了後、新しい鋼材を溶接していきます!!

☟溶接作業状況☟

今回は、アーク溶接と言われる作業で溶接を行います!!

アーク溶接とはアーク放電と呼ばれる放電現象を利用し、接合する溶接方法なんですが、、、

このアーク放電、とっても強い光が発生するんです!!

そしてこのからは紫外線や赤外線が放出されており、光を保護メガネや遮光マスクなしで直視してしまうと失明してしまう危険性があります!

そのため、保護メガネ・遮光マスクを着用し安全に作業を行っています!!

☟溶接完了☟

写真のような感じで損傷部分と膨れた部分57箇所全てで補修が完了しました!!

完了後は防食下地と言われる、錆止め溶剤を塗布し、溶接は終了になります。

錆止め溶剤はグレー色のため高欄と同じ色になります。

☟溶接完了 全体☟

次に、錆穴金属パテ補修について説明します!

金属パテとは接着力が強力な材料で、鋼材やコンクリートにも付着する穴埋め材です!

絵具のような見た目で、硬化剤を加えて一定時間が経過すると硬化します!!

☟金属パテ補修状況☟

錆穴が11mm以上の大きさの場合は金属パテ用メッシュシートを貼り付けてから金属パテを丁寧に埋めていきます!!

メッシュシートは、金属パテの液漏れ防止効果があり、金属パテが垂れずに硬化してくれます!

☟金属パテ補修完了☟

穴が完全に塞がり、綺麗に補修することができました!!

溶接補修・金属パテ補修ともに完了したら、高欄補修作業は終了となります!

今回の作業報告はここまでになります!

以上、Stessy🎱からの作業進捗報告でした!!

次号は床版補修作業についてご報告を予定しています。お楽しみに!!!

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