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施設整備事業の内導水施設 国庫補助事業 豊平川水道水源水質保全放水口新設工事
土木事業
2019.03.15
工事進捗報告 vol.1
皆さん、こんにちは。 丸彦土木の 未完の大器 U太 です !!!!
皆さん! 何と!! この工事の進捗報告・・・めでたくボクが仰せつかりました!!!(イエーイ✌)
およそ2年の長丁場ですが、よろしくお願いします。
早速ですがこの工事、ざっくり言うと、川の濁った水が浄水場に入らないようにする為の水路
を作る工事です・・・。ホントにざっくりですね。
詳しくは、ひとつ前の記事を見てください、所長が長々と説明しています。
さてこの水路、全部で8箇所のマンホールで繋いでいくんですが・・・そのマンホールを設置
する為に、 およそ 9.1 m の深さまで穴を掘らなければならないんです。そんなに深くまでそ
のまま掘ると、廻りの土や石が崩れてきて スゴく危ない ので、土留めを設置しつつの
掘削作業となります。
土留めの方法は色々とありますが、マンホール設置工事では『鋼矢板+腹起し』と『ライ
ナープレート』による工法を使い分けて採用しています。穴を掘る場所の地下水位が高い場
合は『鋼矢板』、低い場合は『ライナープレート』を使用しています。
今回は、この2種類のうち『鋼矢板+腹起し』による土留工法の中の最初の作業『鋼矢
板圧入作業』について紹介します !!
まず始めに、穴を掘った時に支障になる地下埋設物があるかどうかを調べる為に 試掘 を行
ないます。試掘する場所の舗装版をカッターマシンで切断していきます。
切断した舗装版を除けて、その中を掘っていきます。
想定外の埋設物があるかもしれないので、慎重に作業を進めていきます…。
試掘中は、埋設物があると音の大小で知らせてくれる 埋設探知機 で調べながら掘っています。
無事、試掘が完了しました。(僕も一安心です・・・。)
埋設物が無い事が確認できたので、これで本格的に 鋼矢板の圧入作業 に入れます。
鋼矢板圧入作業では、最初に事前掘削として、オーガで地山をほぐしていきます。
オーガ っていうのは、掘削する時に使用するドリルの事で、硬い地盤を掘削する時に使います。
クレーンでオーガ を吊上げて、接続したスクリューを回転させながら地中にねじり込むように穴を
掘っていきます。
地盤がほぐれたら鋼矢板を建て込み、再度オーガ掘削をしながら鋼矢板に圧力を加えて、所定の深さ
まで貫入させていきます。
今回は、長さ 13 m のものを使用していて、この箇所では 40 枚 打込みます。
ついに圧入が完了しましたー!!!
文章に起こしてみると、一見簡単そうに聞こえますが・・・。
実際はすごく大変な作業でした・・・。
何と言っても、毎日毎日これでもかこれでもかと出てくる、想定以上の巨大
玉石地獄!!その巨大玉石を砕きながら地盤をほぐさなきゃならないんで、鋼矢
板を1枚打込むのに2日も掛かったことがありました ・・・。
でも、何とか綺麗に四角く打つことができました!やっぱり職人さん達の腕って、スゴイですね!!
今回の工事進捗報告は、以上となります。次回は、ライナープレートによる土留めと掘削作業
について、お送りする予定です !!
現場が終わる頃には、一人前の技術者になれるよう頑張りますので 僕の 活躍 にも期待して
くださいね ♪ 以上、現場から U太 がお送りしました ✌
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