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石狩川維持工事の内 札幌河川事務所管内 樋門吐口改良外工事
土木事業
2021.08.10
工事のお知らせ①
令和3年8月中旬より、本格的に工事を開始し、豊平川工区・月寒
川工区・厚別川上流工区において、 河川整備工事・堤防(ていぼう)整備工
事・樋門(ひもん)改築工事などを行います。
豊平川工区・厚別川 上流工区で行う河川整備工事の内容としては、主に河道内(河川の流水が流れ下る部分) に樹木を胸高(木の横に人間が並んで立った時に、人の胸の位置に当たる樹幹の部分の事)で伐木する作業
を行います。
樹木が河道内に生い茂ると洪水時に川の流れを妨げたり、倒れて下流に流れた場合、橋や堰(せき)などに集積して流れの妨げ(さまたげ)となり、洪水時には、水位上昇の原因になる可能性があるので、計画高水位(河川整備の目標としている水位)を維持する為に、適切に樹木の管理を行い、洪水による災害の発生の防止又は軽減に繋げる事が目的です。
河川整備イメージ(豊平川河畔林管理に関する基本的な考え方より引用)
詳細は、下記のURLからご参照ください。
札幌開発建設部 札幌河川事務所.豊平川河畔林管理に関する基本的な考え方
URL: https://www.hkd.mlit.go.jp/sp/sapporo_kasen/kluhh4000000a7vm.html
豊平川工区・月寒川工区で行う堤防整備工事の内容としては、現在築堤(ちくてい)上の舗装が割れ雑草が出ている箇所があり、堤防(ていぼう)の機能や河川維持工事に支障をきたす恐れがある為、舗装打ち換え作業を行います。
月寒川工区では樋門(ひもん)改築工事を行います。(樋門(ひもん)とは、排水路(はいすいろ)の水を河川へ排出する為の水路の事) 市街化された流域をもつ都市河川では、流域の貯留効果(ちょりゅうこうか)が著しく低下していて、局地的に集中豪雨が発生した場合、降雨が河川に流達する時間が短い為、河川が急激に上昇し、従来の樋門閉操作では逆流を防ぐ事が困難な状況です。
このような急激な水位上昇に対して、既設樋門の閉操作を迅速かつ確実に行う為の樋門ゲート改築工事を行います。
まずは、豊平川工区の堤防設備工事から行う予定です。
工事箇所が点在しており、近隣の皆様には工事に伴う騒音・交通規制によりご迷惑をおかけする事もあると思いますがご理解とご協力をお願いします。
また、交通規制情報・工事の進捗につきましては当ホームページにて随時報告しますので是非ご覧いただきますようお願いいたします。
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