TOPICS現場新着情報
TOP > 現場新着情報 > 北幹線耐震化工事(国道横断部)No.9-0011 > 【9月】現場進捗報告
北幹線耐震化工事(国道横断部)No.9-0011
土木事業
2023.09.29
【9月】現場進捗報告
みなさん、お久しぶりです。 Sea-Man🎣です!
今回は、推進工事に伴う『立坑掘削(到達側)』について報告します!
6月の現場進捗報告で、『立坑掘削(発進側)』についてお知らせしましたが、今回は、到達側の作業について報告しますね!
今回報告する到達側も発進側と同様、立坑内を掘削する為に、覆工板(フッコウバン)を開けての作業となります!!
それでは、作業の様子です!
まず初めに覆工板を開けて、掘削作業と並行して掘削中の壁面が崩れてこないようにする為の土留め材組み立て作業を行います。
深さが段々深くなっていき、地上からでは、バックホウのアームが届かなくなると、中に小さなバックホウを入れて掘っていきます。
また、掘った土はバケツに入れてクレーンで上げていきます!
今回は、約19m(ライナープレート37段目)の深さまで掘削しました!!
掘削が完了したら、掘削床に基礎砕石の敷き均しと基礎コンクリート打設を行って到達立坑完成です!
今行っている作業は、こんな感じです!!
ざっくりですが、『立坑掘削(到達側)』はこういう流れになります~!!
今回の作業で、僕の現場では工夫していることがあります!
まず一つ目が安全管理として『吊り金具の点検方法』です!!
染色浸透探傷剤(ミクロチェック)と言う材料を金具部分に塗布して目では見えない欠陥部分を発見する方法です!
原理としては、毛細管現象を応用しているみたいで、身近な例で言えば、植物が根から水を吸い上げる現象や、タオルの端を濡らすと上の方まで吸い上がっていく現象などの僕たちの身近なところにある現象みたいです。。。
科学的なお話は苦手なので気になる方は、調べてみて下さい!!
※YouTubeに実験の様子が公開されています!
二つ目が、『改良材の使用』です!!
掘削して発生した土は、ダンプトラックへ積込み、受入施設へ搬出します!
今回現場で出た土は水分が多く含まれていて、このまま搬出してしまうと運搬時の振動で路上に漏出してしまう可能性があるので、搬出する前に改良材を混ぜて少し固めてから搬出するようにしています!!
こういった、現場での日々の気遣いや工夫が施工管理では大切なのです!
現場監督のお仕事は奥が深くて難しい。。。🤔
改めて所長や主任って凄いなって思います!
ちなみに前回の記事でご紹介した、推進管の布設作業は、9月末で全体の 約66% まで進みました!!
これで8回目の報告を終わります!
それでは次回もお楽しみに~ ( ˙³˙ )ノ”
以上、Sea-Man🎣でした~!!!
この現場情報へ戻る