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北幹線耐震化工事その9 No.9-0004
土木事業
2018.09.11
【工事進捗状況】9月
9月5日に北海道に上陸した台風、6日に発生した地震により被災した方々に、心よりお見舞いを申し上げます。
当作業所においても、停電・断水などの影響を少なからず受けましたが、作業所全員無事に仕事を再開することができました。
さて前回7月13日から久しぶりの更新となります。
7月17日の作業中に掘削底面から湧水があり、盤ぶくれが発生したため対策の検討と調査を行っていました。
盤ぶくれとは
上の図のように掘削による土砂除去で上載荷重が減少することにより被圧水が透水層を押し上げてくる現象です。
このため、7月30日と31日の2日間でボーリングによる土質調査を行い、対策を協議していました。
今後の対策としては補助地盤改良により土粒子の隙間を埋め、遮水性を高める方法を採用する事になりました。地盤改良工法についての説明は次回、写真付きで説明します。
現在は補助地盤改良を開始するための準備を行っていて9月19日より地盤改良を開始する予定です。
今後の大まかな予定としては下記の通りとなります。
冬期間は地域負担軽減の観点から施工を行わない方針です。
次回は補助地盤改良についての解説を行います。
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