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石狩川維持工事の内 越後村樋門ゲート改良外工事
土木事業
2022.02.14
進捗報告【第4回】
越後村樋門工事です。
今回は越後村工区に戻って更新します。
前回は防寒養生のための仮囲いで終了していました。仮囲いは冬期間でもコンクリートが強度発現に必要な温度を確保するために行っています。
仮囲いの中ではこうして鉄筋を組み立てたり、
鉄筋組立
型枠を組み立てたりしています。
型枠組立
仮囲いの中の温度は
ヒーター
赤丸の部分にあるヒーターによって温められています。
仮囲いの中は広いので、全部で6台設置しています。
温度は自動記録の温度計で計測しています。
温度計
17℃
温度計の表示は17℃になっています。現場としては10℃以上を目標温度としています。日中は15~20℃くらいになりますが、明け方の厳しい冷え込みの時は10℃ギリギリくらいまで冷え込みます。
一応、サーモセンサーを設置して温度を保つように設定してあるのですが、作動してから暖まるまでの時間差があるので、目標温度10℃に対して15℃の設定にしています。
ちなみに冬期間のコンクリート打設対策としてアジテータ車1台ごとに温度を測定するように定められています。
温度測定
表面温度計
現場では簡易的に測れるように表面温度計を用いて測定しています。
ちょっと見づらいですけど・・・14.9℃です。
その他にも冬は水が凍結するため散水車の使用も難しいので散水の代わりに、被膜養生剤を使用したりしています。
被膜剤
こうして冬期間でも品質に影響がないように工夫をしながら作業を行っています。しかし、今年は寒さも厳しいですが、雪も多いですね。こちらでも6日は60㎝くらいは降りました。もうすぐ仮囲いを撤去するのでそろそろ降雪は収まって欲しいところです。
次回は仮囲いを撤去した後の樋門全景と埋戻し作業などを更新予定です。
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