現場進捗報告【幾寅築堤工区　土取場整備編】

皆さん、はじめまして！

この度「空知川幾寅地区防災施設基盤整備外工事」の現場進捗報告担当に任命されました、初登場の　First　です！

入社２年目、技術者としてはまだまだ初心者ですが、この報告で一つ一つ丁寧に説明していきますので、一寸でもこの現場のことを知ってもらえたら嬉しいです！！

第１回目の報告は、盛土に使う土を取る場所（土取場）の整備についてです！！

まずは現状、草木が生い茂っていて土を取り出すことがことができない状態なので、草木の伐採作業から行っていきます！

まずグラップル仕様のバックホウで樹木の伐採を行います！

グラップル仕様とは、アタッチメントに付いている爪で樹木などを掴んだり、爪の根元部分を回転させることで伐採や積込みなどをスムーズにこなすことができる建設機械です！スゴイ！！

伐採した樹木はハーベスタ仕様のバックホウで幹から枝を取り除く作業（枝払い）を行います！
ハーベスタ仕様とは、アタッチメントに付いているローラーとカッターで、掴んでいる樹木を平行に滑らせながら、樹木の周囲を切り落とす枝払いができる建設機械です！素晴らしい！！

枝払いが済んだら、所定の長さで樹木を切る作業（玉切り）を行います！

これもハーベスタ仕様のアタッチメントに格納されているチェーンソーを使って樹木を切断していきます！マジで超優秀！！

草木を除去できたら、草の根や伐採した草などを取り除く作業（すきとり）を行っていきます！

こうすることで不純物を取り除き、盛土材料となる土の品質の確保を行っています！

土取場内は、伐採物、すきとり物、盛土材料をそれぞれの場所に運搬するため、ダンプトラックが何度も往復します。

そのダンプトラックがスムーズに走行できるように砕石や敷鉄板を敷いて工事用道路も造成していきます！

敷鉄板は実際に盛土をする現場にも敷いていきます！

今度はマットフューチャー仕様のバックホウです！

これは強力な磁石で敷鉄板を持ち上げて敷設することができるので、玉掛作業もいらず安全に作業を行うことができます！

またダンプトラックのタイヤに付着した土によって道路が汚れるのを防ぐため、タイヤの土を落とすコラムマットを土置場と盛土工事現場の両方に設置します！

これで土取場での準備が完了しました！!

これからこの土取場から土を取り出して、幾寅工区で盛土作業が始まります！

今回の報告はここまでとなります！

次回は「滝野沢排水樋門工区」での樋門補修作業について報告します！

以上、Firstでした！！