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グランファーレ琴似ステーションサイドブリーズ新築工事
建築事業
2018.10.23
現場進捗状況【9月】
本工事は2017年3月に着工し、2018年9月28日に竣工となりました。
既に工事は完了していますが、本工事についてご紹介させていただきます。
当物件は、RC造、地上14階建て、総戸数52戸、共用施設の充実した分譲マンションです。地下鉄琴似駅から徒歩2分という場所にあり利便性が高いのも特徴のひとつです。
まず、写真は昨年2月。工事の敷地は、もともとは駐車場でした。
着工時期が3月ということもあり、まずは除雪からスタートです。その後に、既存の解体を行い、工事を行うための準備をしていきます。
最初に行うのは基礎工事。当物件には杭基礎が採用され、既成杭を打ち込んでいきます。
杭の打設が終わると、地盤の掘削に入ります。掘削の前に、周辺の地盤が崩れてこないようにするための土留を行います。当物件では親杭横矢板工法という土留の工法を採用しています。
掘削深さは最大4.2m。安全にも配慮して地面を掘削していきます。
続いて基礎躯体工事。その後、周辺地盤の埋戻し、土留め杭の引抜き、引抜き後の孔埋めなどを行い、1階の床が出来上がるまでには多くの時間を要します。3月の着工からこの時点ですでに約4か月が経過しています。ちまみに、ここまでの延べ労働者数(当物件に関わった労働者の合計)は、1,803人となりました。
基礎が出来上がると、建物は上へ上へと向かってきます。当物件は地上14階建て。1フロアずつ、躯体を積み重ねていきます。
冬は建物全体に屋根をかけて工事を行います。除雪の多い北海道ならではですが、冬でも工程や品質に影響を与えることなく工事を行っていきます。
躯体工事から少し遅れて内装・外装の仕上工事が始まります。分譲マンションの為、内部はあまりお見せすることはできませんが、数多くの業種が作業を行っていきます。
工事の終盤に外構工事を行いました。除雪に対応する為、車路や歩行経路にはロードヒーティングが施されています。
工事の間には様々な検査を行っています。検査済証が交付され、建物が計画通りに完成したことが証明されます。
最後に、徐々に出来上がっていく建物の様子を写真で紹介します。こうしてみるとあっという間ですが、工事完成までには、多くの時間と多くの人が関わっています。当現場の延べ労働者数は13,942人、延べ労働時間は113,426時間となりました。
工事期間2017年3月1日から2018年9月28日、日数にして577日間の無事故無災害を達成しました。また、このような分譲マンションの工事では、内覧会でご入居される皆様の笑顔を見ることができた時は、つらかったことや苦しかったことを一瞬で吹き飛ばすような達成感があります。
以上、簡単ですが現場紹介とさせて頂きます。
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