インフォメーションセンター リニューアル

北海道マイホームセンター札幌会場のリニューアル工事に伴い、新しく生まれ変わったインフォメーションセンターをご紹介いたします。

本工事は現場で木材を加工して骨組みを建てるのではなく、事前に構造材の木材を図面に合わせて工場で加工するプレカットという技術で、施工性の向上や部材の均一な品質確保に努めました。

建物の構造材や造作材は 北海道産の木材 を活用し、伝統的な在来軸組工法で構成されています。
世界で唯一北海道にしかないコアドライという木材乾燥技術で、木材に含まれている水分量（通称：含水率）を15％以下まで乾燥させており、割れやねじれの少ない高品質な部材を使用しています。

主に使用されているカラマツは、北海道の寒冷な気候で育ち、木地の色が赤みを帯びており、廊下部分に表されている梁からは力強さを感じます。

廊下上部は天井が高く、視界が開けており開放的で広がりのある空間を感じることができます。

出入口から建物へ入る風除室の内壁は、道南杉板で構成されており、自然な木目の美しさと柔らかな雰囲気に包まれます。
館内各所で施されたステイン塗装は、木材が持つ美しさを一層引き立て、温もりのある色合いや質感を楽しむことができます。

建物外観は昼間と夜間で異なる魅力をお楽しみいただけます。
昼間は外壁のカラーに太陽光が照らされて鮮明でクリアな印象を与えます。

夜になると内部の天井照明の美しさが際立ち、窓から見える風景を強調させてくれます。

生まれ変わったインフォメーションセンターへ、ぜひお越しください。