工事報告

R5年4月から既存の軟式野球場を解体し、続けて硬式野球場の建設工事を行いました。

「モエレ沼公園全体がひとつの彫刻作品」という考え方でランドスケープを設計した彫刻家イサム・ノグチの公園内に現れた野球場は、外観をコンクリート打放し仕上げと亜鉛めっき素地の有孔折板で構成し、素材の良さを活かすことで公園との一体感を高めています。

この野球場に私自身が抱く個人的な思いも強くありました。
息子が小学校2年生から高校を卒業するまで野球をしておりましたが、勝敗に関係なく野球場から大きな感動が生まれることを体感してきたこともあり、この新しい野球場からもたくさんのドラマや感動が生まれると思うととても感慨深くなり、建築の「やりがい」を感じました。

このプロジェクトに携わることができ、無事に完成を迎えられたことを嬉しく思います。
モエレ沼公園硬式野球場の工事にかかわった全ての皆さまに心より感謝申し上げます。

これまでの工事の様子
　モエレ沼公園硬式野球場スタンド新築ほか工事　vol.1
　モエレ沼公園硬式野球場スタンド新築ほか工事　vol.2